muddy blue
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春濁り
梅雨のこの時期 寒い季節ですが GWあたりから続く海の中の変化
冷たかった海流に陸離付近の暖かい水と反応してとか
表面の海水温が上昇して冷たい水が持ち上げられる そんな時期
日本では春濁り(はるにごり) と呼びますが 生物にとっては【覚醒】の時期
食物連鎖が活発になり 温度差の場所にプランクトンが発生し
海の中が全体に 濁って透明度を失っていきます。
ちなみに 透明度と透視度という言葉があって
透明度は横方向の見える距離
透視度は水面に対して垂直にのぞき込める距離
春濁りが入る頃 3m先も見えなくなる程 水中もざわざわしてます。
その栄養豊富な海域を目指して【越前くらげ】と呼ばれる おっきなクラゲ
中国広州の当たりでは 10cmで ぱくぱく食べながら北上して福井沖では
大きなもので傘の大きさが1m程度にもなる 厄介者
やっかいですが 考え方を変えれば"余分な有機物を集結してる” そんなことも考えられる
でも、定置網とか漁師さんにはむちゃざまもの扱いですがw
その海の栄養を 魚の稚魚もぱくぱく 海草も もさもさ エビ蟹はちょきちょき
みんな栄養をもらって大きくなるんだな
そんな中 メバル君は じーっと上を見て エサがくるのを待つスタイル。
はじめて水中でこのメバルを見た時。
【なにしてるんだろ?こいつら?】って 上眺めたわ なんもないけど
ぼーっと生活してるこの子達は 自分たちが煮付けになるのか?
いや きっとおいらは 翼が生えるはず! って夢見てるのかな~w
週末は3連休 海の日とのことです。
そろそろ濁りも抜けて きれいな海になってきたかな~
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